体育学部

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「心・技・体」をモットーとし、誇り高い民族心にもとづいた確かな技と専門知識、鍛え上げられた体力を兼ね備え、これまでの実績と経験を生かして21世紀の祖国と同胞社会、そして日本社会と国際舞台で活躍する優秀な人材を育成します。
体育学部は1964年2月に設置された短期体育科コースをその前身としています。そしてその翌年である1965年4月に師範教育学部体育科(2年制)に改編され、1999年4月には体育学部(4年制)として新しい歴史を歩み始めました。
体育学部は総聯の各級学校体育教員を育てることを基本とし、同胞社会と日本社会の体育・スポーツ分野で幅広く活動する体育人、スポーツ指導者の養成を目的としています。
体育科(2年制)第1期から現在の体育学部(4年制)卒業生までの40数年間、多くの有能な人材を輩出しました。かれらは民族教育の体育教員をはじめ同胞社会および日本社会の体育・スポーツ指導者、プロスポーツ選手(サッカー、ボクシング、格闘技等)、スポーツトレーナーとして活躍しています。
特に近年、中高級学校の中体連、高体連の公式競技への参加など体育学部卒業生の活躍の場が広がったことで、指導者としての資質を一層高め、スポーツを通じた朝・日友好のパイオニアとしての役目を充分に果たしています。
こんにち体育・スポーツ分野では、同胞社会、日本社会においても21世紀を迎えて急増する高齢者を含む人々の健康増進のための運動処方、疲労回復、癒しの処方、そして学校での保健教育プログラム、発育期の児童、生徒やスポーツ選手のトレーニング処方、スポーツ医学などの基礎的科学研究が要求されています。本学部ではこのような時代のニーズに沿った人材を育成するためのカリキュラムの導入、改善を行い、必要に応じて日本の優秀な体育・スポーツ研究者を講師として招き、先端技術と理論の習得に努めています。

理論科目
学校体育を担当する体育教員としての知識とともに、専門スポーツ指導、スポーツトレーナー、プロスポーツ選手、スポーツマネジメント、身体健康管理などあらゆるスポーツやその場面で要求される専門理論、知識を習得するための幅広い科目が豊富に揃っています。
また、学校体育に限らず幼児、一般成人、高齢者にいたるまですべての人びとの体育活動と健康増進に有用な様々なスポーツイベントなどを組織運営する多様な能力と知識、リーダーシップを兼ね備えた人材を育成することを目的としています。
理論科目を担当する講師陣は学部の専任教員の他に、日本の大学の高名な研究者も含まれています。

実技科目の特徴
すべての体育種目を高いレベルで習得し、また実技をとおして専門的な指導技術、戦術理論まで習得することによって、指導者(コーチ)としての能力を体得できるように構成されています。
野外体育科目(アウトドアスポーツ)においては、マリンスポーツ実習、スキー実習、スケート実習、フルマラソンなどの多様な実技実習を大自然の中で行うことによって人間的成長をも促します。
また、余暇体育(レクリエーションスポーツ)では、生涯スポーツ、高齢者・障がい者スポーツなどに関連した知識と運動技能を実践をとおして習得します。

教育部門での資質向上
1,2年次には実技科目の基礎的な教授法を、3年次からは本格的な教職科目を履修します。例えば1,2年次には、体操Ⅰ・Ⅱ、陸上Ⅰ・Ⅱ、バレーボール、バスケットボール、サッカー、ラグビー(男子のみ)、新体操(女子のみ)をはじめ、野外体育1~4(マリンスポーツ、スケート、50キロ歩き、スキー)などを通して実技の技術習得と各科目別に基礎的な教授法を習います。3年次には、一般教職科目として、教育学概論、教育心理学があり、専攻教職科目として、体育科教授法、保健科教授法などがあります。さらに、祖国での短期研修時には体育理論、体育教授法の理論やハンドボール、民族体育、登山といった実技を習得します。
4年次には、保健体育研究)、スポーツ指導研究、体育政策1・2などの科目で研究を深め、教育実習(現場の学校での実習・約2週間)で実体験し、教員になるための資質向上をはかります。

トップアスリートの育成
体育学部では近年、サッカー、ラグビーなど、多くの競技種目でトップアスリートたちが育っています。
現在サッカー、ラグビー、空手道、ボクシング部などが〈関東大学リーグ〉に所属しており、年間を通して常にレベルの高い場での公式戦を行っています。その中で中心選手として活躍しているのが体育学部の学生です。
本学部ではカリキュラムをとおして、スポーツ科学を基礎から学び、自らの競技力を向上させるための理論と実践の方法を追究しています。実技科目ではあらゆるスポーツ動作の基本となる、陸上、体操、水泳などの実技をとおして〈体力面での強化〉、そして身体運動での〈技術習得の基礎理論〉を学んでいきます。また様々な競技の実技をとおして、技術はもちろん戦術理論、指導理論を学び、自身の行っている競技種目に対する〈より深い理解〉を持つようになります。
理論科目においても運動生理学、スポーツ栄養学、スポーツ外科学などの講義を受け、スポーツ選手として自身の体の構造をよく知り、〈体力面を効率よく鍛えていく方法〉、〈ケガをしないためのケアの方法〉などを学んでいます。また体育原理学、スポーツ心理学などを学び、スポーツの本質と、スポーツに取り組む意義や姿勢を深く見つめ、激しい試合やトレーニングを継続していくうえでの〈精神的な強さ〉と、〈自分自身の感情や思考をコントロールする術〉を身につけていきます。その他フィジカルトレーナー論、スポーツ指導論、スポーツ経営学、演習、卒業研究では、選手生活後のセカンドキャリアとして、またトップアスリートを科学的、理論的にサポートしていくキャリア形成のために必要な知識や理論を習得し、研究を深めていきます。