教育学科(4年制・3年制)

教育学科は初級部(日本の小学校に相当)の教員を中心に、多方面の知識と才能を兼ね備えた魅力ある人材の育成を目的としています。

カリキュラムの特徴
専門的な教職科目、学校の教科についての基礎と教授法、朝鮮文化に精通するための科目など、民族教育の現場で必要な資質と能力を培います。また、同胞社会のニーズにあわせて、語学能力(朝鮮語、日本語)を高めるための講義や演習を体系的に行っています。

専門的な教職科目
こんにち、心理学、教育学はその研究のひろがりから、最先端科学に位置づけられるようになりました。本学科では、心理学、教育学の「概論」を通じてその全体像を把握し、次に「教育の方法Ⅰ・Ⅱ」において認知科学に基づいた新しい学習理論と教育設計理論を、「教育社会学」と「教育思想史」において社会的機能としての教育システムに対する理解とその理念的基礎を扱い、教育専門家としての基礎的な資質と教育研究の基礎を身につけます。
教授法と教育研究科目選択
教職科目を通して学んだ基礎的な理論に基づき、実践的な各教科の教授法科目を履修することによって、理論と実践がバランスよく配合されるようになっています。また二年次からはそれぞれ専攻コース(言語、社会、算数、理科)を選択し、それらの研究を深め卒業論文としてまとめます。
特色ある科目
自らのアイデンティティーを確認し、しっかりとした民族性を身につけることは、ウリハッキョに子どもを通わせる父母たちの切実な願いです。シリーズになった「朝鮮文化特講」科目を通して朝鮮の食文化について、専門講師による理論・実践的指導を受けています。また、音楽、美術、体育の教授法も履修し、朝鮮舞踊の理論と実技を専門的に学べるのも特徴です。とくに、ウリハッキョで朝鮮舞踊を教える専門教育者の需要が高まる中で、「朝鮮舞踊」の専門科目も開講しています。また、研究院の朝鮮舞踊専攻課程でピョンヤンでの通信教育を受ける道も開かれています。
4年制では、実際の教育現場で役立つ技能習得のための科目として、「サッカー指導法特講」があります。サッカーの指導理論と方法、実技を習得し、初級部のサッカー指導ができるようにするだけではなく、指導員のライセンス取得も奨励しています。

各種実習
教育実習はもとよりバラエティーに富んだ実習が組まれています。「教員」である前に「魅力ある人間」、これが有能な教員としてのあかしではないでしょうか。キャンプ、登山、スキー、スケート、専攻別実習などさまざまな実体験がその実現に役立っています。また、祖国での長期研修が行われるのも4年制教育学科の特徴です。朝鮮語学習を基本としながら、祖国と民族を知り、自らを新しく発見する、人生において二度と経験できない意義深い体験をすることになります。