『朝鮮大学校スポーツプロジェクト』-チャレンジ2020-は2016年5月29日本校創立60周年イベントで発表後2年間、『朝大から世界へ』のスローガンの下、朝大を国家代表選手育成の拠点、同胞スポー界活性化の中心地とするため様々な企画を実施してきました。

朝大スポーツクラブの強化プロジェクト

◦強化指定クラブ(サッカー、ラグビー、空手、ボクシング)を中心に関東大学リーグで確固たる地位を築くプロジェクトを推進します。

2018年度は東京都大学リーグ1部で戦うサッカー部は1年での関東リーグ再昇格を目指し、様々な強化策を打ち立てています。サッカー部は2019、2020年度まで関東リーグに再昇格し、確固たる地位を築くことを目標に練習に励んでいます。関東リーグ2部に所属するラグビー部はまずは2部リーグでの定着、空手道部(現在2部)は関東1部、ボクシング部(現在3部)は2部昇格を2020年まで達成するための強化策を立てています。
また他のクラブでもクラブ全体の底上げ、アスリート育成のためのフィジカル指導、栄養指導、メンタル指導を強化します。サッカー朝鮮代表で活躍した安英学選手(引退後、現在はサッカースクール経営)をはじめ日本のスポーツ界で活躍するトップアスリートによる連続講座も積極的に実施してまいります。

◦朝大スポーツクラブからトップアスリートを輩出するためのプログラムを積極的に推進します。

2020年東京オリンピックをはじめ国際舞台で活躍する代表選手、日本のプロリーグで活躍するトップアスリート輩出のための育成システムを確立します。また朝大のスポーツクラブ強化指定選手制度(体育会)、体育特待生制度をより拡大します。

◦朝大スポーツクラブ強化のための環境整備を積極的に進めます。

天然人工芝グラウンドのリニューアル、体育館トレーニング室のリニューアルを進め、あらゆる種目で公式戦を開催できるようにスポーツ施設の整備を進めます。

同胞スポーツ界の中心地、スポーツ公園化プロジェクト

◦朝大のスポーツ施設、関連施設を有効活用し、朝大を同胞たちが集まるスポーツ公園、朝・日スポーツ交流の拠点にします。各朝鮮学校スポーツクラブの合宿地、同胞スポーツイベントの開催、日本の市民がたくさん訪れスポーツを通して学生や同胞たちと交流を育む朝・日スポーツ交流、ふれあいの場とします。またこのプロジェクトを力強く推進するため『地域総合型スポーツクラブ』の設立を目指します。

2020年東京オリンピック・パラリンピック応援プロジェクト

◦2018年2月 平昌冬季オリンピック・パラリンピックでの北南共同入場、オリンピック史上初の北南共同チームの出場は世界中の人たちに感動を与え、あらゆる壁を乗り越えていけるスポーツの可能性を示してくれました。いよいよ東京オリンピック・パラリンピックを2年後に控え、オリンピック・パラリンピックプロジェクトを積極的に推進し、朝大からオリンピックムーブメントを起こします。

2018年より始まるオリンピックボランティア募集事業に合わせ、スポーツボランティア育成のためのプログラムをたくさんの日本の大学と力を合わせて推進してまいります。