
朝鮮大学校は1956年の創立以来、70年にわたり誇りある歴史を刻んできました。
激動する国際社会と情報革命の時代、そして高等教育への新たなニーズにこたえるべく、本学は、建学の精神を継承し、在日同胞社会の「未来を担う大学」、同胞学生たちの夢を大きく広げる「選ばれる大学」をめざします。
創立70周年を「第二の建学」と位置づけ、教育制度とカリキュラムの抜本的な改編に取り組むとともに、寄宿舎環境の刷新を進めています。民族教育100年に向けて、ゆたかな精神と人間力、高い知識とスキル、実践力をかね備えた人材を育成し、社会へと送り出していきます。
2027年度、朝大の教育制度は大きく変わります
人工知能や情報技術の急速な発展は、既存の学問体系や価値観、さらには社会の枠組みに大きな変化をもたらしています。激動の時代にあって、世界の大学教育がそのあり方を問われる中、朝鮮においても「教育革命」が進み、知識伝達型から主体性・創造性を育てる教育への転換が進んでいます。朝鮮大学校の教育も、いま新たな段階へと踏み出しています。
朝大の教育がめざす人材像
専門性と汎用的能力を融合し、〈自主的で創造的な実践型人材〉を育成する
▶自主性:民族的主体性に根ざした自律的判断力
▶創造力:広範な知識と深い専門性に基づく探究・応用能力
▶実践力:協働・多言語運用・課題解決を可能にする実践的能力
卒業後の進路
▶在日朝鮮人運動と民族教育を担う—活動家・教員・ジャーナリストなど
▶同胞社会の基盤を支える―各種有資格者・企業就職・起業家など
▶同胞社会から世界へと羽ばたく―海外留学・海外事業・外資系企業への進出など
朝大での学び―4つの変化
学系制導入×学生支援センター創設×新カリキュラム×寄宿舎新改築
1.社会科学系・人文科学系・科学技術系の3つの学系へと再編

各学部の専門性を深めつつ、学系制の導入により学際的・総合的な学びを可能にします。
2.学生支援センターの新設、サポート体制を強化

3つの支援室を設置し、学修・進路・健康の各側面から学生を総合的にサポートします。
3.専門性と汎用的能力をバランスよく育てるカリキュラムと履修制度

新カリキュラムでは、1・2年次に汎用的能力を養う共通科目群を中心に履修し、3・4年次には学系・学部の専攻科目を通じて専門性を深化させます。共通科目と専攻科目の履修比率は原則として各50%です。
体育学部と2年制コース(保育・音楽・美術)では、専門性を重視し専門科目の比率を高く設定したカリキュラムを編成しています。
8つの科目群による、分野横断的・学際的な履修体系の導入
本学におけるすべての科目を「社会・人文・科学技術・言語・教職・技能・初年次・専門」の8つの科目群に類型化。専門科目群を除く7つの共通科目群については、学部を問わず、学生の関心に応じて分野横断的に科目を選択・履修できます。

4.人の中で人を育てる――全寮制寄宿舎をリニューアル

空調機(154カ所)設置工事:2025.3⇒5.15 完成
2号館耐震・改築工事:2025.6⇒2026.4.10 竣工
1,3号館新築工事: 2026.6⇒2028.3

政治経済学部
사회를 분석하고 미래를 설계하는《새시대 리더》로!
社会を読み解き、未来をデザインする在日同胞社会にイノベーションを
人材育成目標
政治学・経済学・経営学・法学の知見を横断的に修得し、多角的な視野から社会課題の解決に挑む、社会活動家・法律関連の専門資格取得者(弁護士・司法書士・行政書士)など、幅広い領域で活躍する人材を育成します。
経営学部
재일동포상공인들의 정신을 계승하여 미래를 창조하는 인재로!
先代商工人たちの伝統・精神を継承し、同胞経済の新時代を切り拓く
人材育成目標
経済理論、経営戦略、組織運営、会計学など経済経営理論を体系的に修得し、実践的な戦略を立て主体的に課題解決に取り組める人材を育成します。同胞経済団体の中核人材をはじめ、経済専門家、起業家など多様なビジネスの領域で活躍できる人材を育成します。

文学歴史学部
조선의 말과 글,력사와 지리를 알고 풍부한 민족성과 창조적능력을!
朝鮮の言葉と文学、歴史と地理を知り、ゆたかな民族性を創造的に発揮する
人材育成目標
朝鮮の言語学と文学、歴史学、地理学の専門的知見と方法論を修得し、高い教養と表現力を備えた人材を育成します。教育、言論、出版、報道、文芸、研究などの分野において、在日同胞社会と民族文化の継承と創造を担う人材を育成します。
外国語学部
자기땅에 발을 붙이고 눈은 세계를 보라
Rooted at Home,Eyes on the World――地に足をつけ、まなざしは広い世界へ
人材育成目標
広い世界観と高度な外国語運用能力、多文化理解を基盤に、国際社会と在日同胞社会にまたがる複合的な事象を主体的に分析し、発信できる力を養成します。教育、言論、出版、報道、研究、外資系企業、観光・航空分野など多様な領域で活躍する人材を育成します。
教育学部
민족교육의 근간을 담당하는 능력과 정신을 키운다
民族教育の根幹をになう力とメンタリティを育む
人材育成目標
民族教育現場における複合的課題を多角的に分析し、創造的な教育プロセスを設計できる専門性を育みます。確かな指導力と実践力、そして豊かな表現力を兼ね備えた教育者を育成します。
体育学部
《心・技・体》를 겸비한 체육인,체육전문가로서 민족의 슬기를 떨치리
「心・技・体」を兼ね備えた体育人・専門家として、民族の英知を発揮する
日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成講習会・試験免除適用コース承認校
人材育成目標
スポーツを通じて同胞社会と日本社会、国際社会に貢献できる人材を育成します。プロスポーツ選手や学校保健体育教員、指導者、トレーナーなど幅広い分野で活躍する人材を育成します。
体育学部と2年制コース(保育・音楽・美術)では、専門科目の比率を高く設定した専門性重視のカリキュラムを構成しています。
2年制コース(保育・音楽・美術)
민족교육의 첫입구를 담당하는 보육사,유치반 교원으로
民族教育の就学前教育を担当する有能な保育教員に
민족음악과 미술을 계승하고 창조하는 교원,배우,작가,예술가,전문가로
民族文化芸術の継承者、創造者、教育の担い手に
人材育成目標
民族的主体性、人間と文化に対する広い理解とともに、豊かな芸術性と表現力、保育実務能力を備えた人材を育成します。教育者、芸術家・アーティスト、保育士として、在日同胞社会の民族文化芸術と幼児教育の発展に寄与する人材を育成します。

理工学部
리론과 실천,전통과 첨단의 융합으로 동포사회로부터 세계에로
伝統と先端を融合し、同胞社会から世界へはばたく科学者・技術者に
人材育成目標
社会で必要な科学技術の課題を認識し、数理情報・物質科学・生命科学・電子工学・建築土木等の分野の知識と実践力をそなえた研究者、技術者、理数系教員を育成します。
短期学部(2年制)
《食×IT×経営》의 실천력으로 동포사회의 행복을
「食×IT×経営」で同胞社会の生活を支える
人材育成目標
情報経理と生活科学の知識とスキルを基盤とし、多様な資格をもつ「食×IT×経営」のスペシャリストとして、在日同胞社会の生活向上に寄与する実用能力、実践力を備えた人材を育成します。
●短期学部修了後は、希望に応じて4年制学部(理工、経営など)3学年への進級も可能です。
